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外国人社員とのコミュニケーションと
モチベーションアップ方法
~ECCフィリピンの取り組み紹介~

「外国人社員とのコミュニケーションが難しい」
「どうやってモチベーションを引き出したらいいかわからない」
というお悩みはありませんか?

文化や価値観の違いから、外国人社員とのコミュニケーションや、モチベーション管理に悩んでいる方は少なくありません。

そこで、今回の記事では ECCフィリピンが行っている外国人社員とのコミュニケーション方法やモチベーションアップ方法についてご紹介します。
ECCはフィリピンセブ島に現地法人があり、約200人のフィリピン人社員と2人の日本人社員が勤務しています。

当記事は、ECCフィリピンGeneral Managerの牧野が解説します。
ぜひ最後までお付き合いください。

 

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外国人社員のモチベーションアップは、Recognitionに尽きる!

  • チームメイトから「認められている」と感じる機会をつくる
  • それぞれの能力を活かして活躍できる場面をつくる

● チームメイトから「認められている」と感じる機会をつくる

外国人に限らず部下のモチベーションアップには「部下の能力や成果が注目される機会をできるだけ多く作ること」「チームメイトや上司から認められていると感じさせること」が大切です。

人の心には「自分を認めてほしい」という承認欲求があります。
まわりから認められ、必要とされることは、モチベーションの向上や信頼関係の構築に繋がります

コロナ禍ではコミュニケーションの機会が減少し、職場の雰囲気が悪くなったり、社員のストレスが溜まりやすくなったりします。
マネジメントする側は、社員同士が「Recognition(承認・認識)」し合える仕組みをつくることが必要です。

ECCフィリピンでは、テレワークの開始とともに「アプリシエーションカード」を導入しました。
アプリシエーションカードは、日頃の業務の中で、社員同士や上司に対して「ありがたい」と感じたときに、感謝の気持ちを書いて相手に送るものです。

コロナ禍では社員同士が離れた場所で勤務している為、感謝を伝える機会を逃してしまいます。
コロナ禍でなくとも、普段「ありがとう」は言えるようで言えません。

書かれたアプリシエーションカードは、人事が一度預かり、相手に渡します。
交換されたアプリシエーションカードは、社員との一斉ミーティングやオンライン社内報で紹介し、頑張っている社員がチームメイトや上司から認められていると感じられる機会を作っています。

 

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● それぞれの能力を活かして活躍できる場面をつくる

リーダー育成の一環として、リーダー候補者には活躍できる場面を頻繁に作るようにしています。
例えば、自分が取り組んでいる業務について社員の前でプレゼンしてもらうとか、リーダーの打合せに参加してもらい発表の機会を与えるといったことです。

褒め言葉やインセンティブなどのお金で部下のやる気を引き出そうとすると息切れしてきます。

良いタイミングでその人材の能力を活かして活躍できる場面をつくり、周りからのRecognition(認識・承認)を与えることで、モチベーションを高めることができます。

外国人社員を雇用している企業の方からのお悩みで、『外国人社員に日本語学習をするように教材を与えて、時々学習状況をチェックしているが、なかなか上達しない』とよく耳にします。

業務で忙しい中、社員の学習状況を気にかけ、励ましの言葉をかけ続けることは容易ではありません。
日本語学習においても「活躍できる場面を作ってあげること」が効果的です。

例えば
・朝礼で、日本語で発表する機会を作る
・社内報や掲示板などで、日本語で発信する場所を作る
・外国人社員の国の文化を日本語でプレゼンする機会を作る
といったことです。

そして、目的を達成した後には「〇〇さんが××について詳しく知れて良かったと喜んでいたよ」などRecognition(認識・承認)を与えることで、日本語学習のモチベーション向上に繋がります。

 

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社会への貢献で自己肯定感をUP!

他者からのRecognition(認識・承認)以外に、「貢献感」もモチベーションに欠かせません。
「自分が誰かのために役立っている」と感じると、自己肯定感が高まり、より良いパフォーマンスに繋がります
自己肯定感とは「自分自身を認め、価値のある存在として受け入れることができる感覚」のことです。

ECCフィリピンでは「コミュニティフットプリント」という地域貢献活動を行っています。
休日に自由参加で集まった社員たちが、地域のストリートチルドレンに食料を配ったり、教会に手作りのマスクなどを寄付したりしています。
フィリピンは国民の9割がキリスト教徒ということもあり、慈善活動に積極的で、社員からやってみたいという声が上がり形にしました。

コミュニティフットプリントは、コロナ禍でなかなかコミュニケーションができない社員同士の交流の機会にもなっています。感染対策で参加人数を制限していますが、ウェイティングリストができるほど社員の注目を集めています。

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コミュニティフットプリントのロゴやバナーのデザインは社員に公募し、社内コンペをして決めました。フィリピン人はお祭りやイベントが大好きな国民性があり、このようなイベントは社内活性化に効果的です。

活動の様子は、オンライン社内報で紹介し、参加者や活動内容が注目される機会を作っています。

まとめ

今回は、ECCフィリピンでの外国人社員とのコミュニケーションやモチベーションアップ方法についてご紹介しました。
これらの取り組みは、社員の仕事への意識の高まりや離職防止にも繋がっています。

外国人社員のマネジメントには信頼関係の構築が欠かせません。
そのためには、日本人のやり方や考え方を押し付けるのではなく、外国人社員の価値観や国民性を尊重することが大切です。

ECC外国人支援では、外国人社員を採用している企業様向けに「コミュニケーション研修」「相互理解研修」を開催し、
外国人社員と日本人社員の相互理解促進の支援を行っています。
ぜひご相談ください。

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